長距離運搬の場合の車中泊の注意点

トラック輸送にありがちな長距離輸送

産業廃棄物収集運搬業は、運送業のような長距離輸送はあまりないかもしれませんが、どうしても特殊な産業廃棄物を運搬するために、処理施設が全国に数か所しかない場合などは、本来は短距離輸送しかおこなっていない場合でも、長距離で産業廃棄物を運搬しなければならない場面に出くわす可能性もあります。

ここでは、産業廃棄物を長距離輸送することになった場合に、会社として気を付けておくべきドライバーの健康面について考えておきましょう。

もしかしたら、車中泊をおこなう可能性もあるかもしれませんので、今回は車中泊の注意点について、解説していきます。

車中泊になったら気を付けるべき事

①エコノミークラス症候群にならないように
飛行機などで長時間座ったままでいると、なってしまうものにエコノミークラス症候群があります。

トラックでの車中泊の場合には、とくに運転席または助手席で座ったままの姿勢で長く過ごすために、エコノミークラス症候群には十分に注意したおきましょう。

エコノミークラス症候群を防止するためには、足に血栓ができないようにするため、定期的に身体を動かして血液の流れをスムーズにするようにしましょう。

また足に圧力をかけることのできる、着圧ソックスを利用することも、エコノミークラス症候群の防止には効果的になります。

②トイレの場所を確保しておこう
長距離輸送をおこなう場合には、多くは高速道路にて産業廃棄物を運搬することになると思います。

高速道路のサービスエリアやパーキングエリアにはトイレは必ず設置されていますので、トイレに関してはそこまで心配する必要はないでしょうが、故障しているなど、不慮の事態も考えられますので、事前に使用可能かどうかのチェックは怠らないことが重要となってきます。

また、夏などでシャワーが必要な場合には、コインシャワーが使用できるようなサービスエリアで車中泊をするなどの作戦を考えるようにしましょう。

③一酸化炭素中毒には要注意
一酸化炭素中毒になってしまうと、最悪の場合には命を落としてしまいますので、車中泊で最も注意すべきことであるといえるのではないでしょうか。

車で一酸化炭素中毒になる場合としては、マフラー部分に雪がつまり、排気ガスが車内に入り込んでしまうことで起こす可能性がほとんどです。

ですから、雪の降る地域で車中泊をおこなう場合には、マフラー部分をどのように雪から守るかが、非常に重要になってくることを忘れないようにしましょう。